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    園長先生のメッセージ     
















    「平和のうちに歩む」
     園長 マルチヌス オマン

平和を実現する人々は、幸いである、その人達は神の子と呼ばれる。
              
マタイによる福音書 5章9節より

 

 7月の中頃に起こったロケットの爆発と激しい雨の影響で能代は色々なニュースの話題になりました。大変でしたが、皆で協力し合って無事に乗り越えることが出来ました。

人の成長を考える時に外側と内側、つまり肉体と精神は左右の手足の役割に例えられます。子どもも例外ではなく、バランス良く自然に歩くためには両足が健康でなければならないし、正しく使わなければなりません。一人の人間の人生の歩みがバランス良く、自然に正しい方向へと向かうためには、肉体的な成長と同時に精神の成長も必要です。経済的に豊かで食物の豊かな時代に生まれた現代の子どもたちは、肉体的な成長には困らないと言えるでしょう。しかし、目に見えない精神的な成長はどうでしょうか。

 今の子どもたちが20年後、30年後、社会の進化や変化と共にどういう大人になるのかは現時点ではわかりませんが、良い大人になるための準備をすることは出来ると思います。その中の一つが心の教育です。というのは、さまざまな人間同士がこの地球上で平和に共存していくためには、他者に対する尊重や思いやりの気持ちが必要不可欠だからです。そのような心は子どものうちに種をまき、成長と共に育てていかなければなりません。聖書の観点から観れば平和とは、自分の命と他人の命を同時に大切にし、尊重することです。

 能代カトリックこども園の園児一人一人が、心身共に健全に成長することが出来ますように、保護者の皆さん一緒に頑張っていきましょう。そして、その力を発揮するのは今日からです。聖パウロ二世が生前おっしゃっていたように、未来は明日からではなく、今日から始まるのです。The future starts today, not tomorrow. どんなことがあっても子どもの傍らに寄り添って平和のうちに未来へ進みましょう。

 

 

 



















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